※本投稿の中にはアフィリエイト広告が含まれます。
こんにちは。働きママです。
女の子の習い事の中でも、「姿勢が良い」「スタイルがいい」「バレリーナに憧れる」と、世代問わず人気のあるバレエ。
我が家では11歳の長女は4歳から、6歳の次女は3歳からバレエを習っています。
7年も「バレエママ」を経験し、娘や同じバレエ教室の子達の成長を見てきて、私も40代になってからバレエを始めてしまいました。
習い事探しをしている親御さん、バレエに興味はあるけど費用面や保護者サポート等が気になっている方に知っていただけるように、子どもの習い事としてのバレエについて解説したいと思います(^^)
バレエはいつから始めると良い?
先ほども書きましたが、長女は4歳、次女は3歳からバレエに通っています。
どちらも1度体験をしていて、本人がやってみたいと言ってくれました。
3歳だと早すぎるのでは・・・?と感じるかもしれませんが、小さい子の方が体が柔らかい(骨も筋肉も成長に伴い硬くなるので)ため、ストレッチに痛みを感じる期間は少ないのです。
ただ、どうしても45分~60分のレッスンは集中力が続かなかったり疲れてしまったりするので、4~5歳くらいの方が楽に通えると思います。
実際、4歳か5歳で始める子が一番多いです。
長女は初めの1年は「親子バレエ」のクラスだったので、親と一緒にレッスンを受けました。
親もガチガチに固まった体をストレッチでしっかり伸ばして基礎の立姿勢やステップを習います。
一緒にやることで親も子も安心してレッスンを受けることができ、子どもの凄さ(主に体の柔軟性や、こんなこともできるんだという発見)に気づくことができるのでオススメです。
ちなみに次女が体験をした時は「親子バレエ」クラスに空きがなかったため、初めからプレバレエクラスに入りました。
4歳か5歳で始める子が多いと書きましたが、小学生から始める子もいます。
小学生から始めると、どうしても始めの内はフロアワーク(ストレッチ)が辛く感じることがあります。
特に膝の裏を伸ばす時と、開脚をする時に痛みを感じやすいです。
また、自分よりも小さい子や同学年の子が、レベルの高いクラスに通っていたり皆のお手本になっていたりするので、周りと比較してネガティブにならないように親のフォローが必要になります。
ですが、小学生だからこそ、用語を覚えるのが速い、講師の説明を理解するのが速い、自分なりに練習をして感覚を掴むことが上手いというメリットがあります。
バレエを始めるのに遅すぎるということはありません。
私は40代になってから始めました。やってみたいと思った時が始め時です。
バレエを習うメリット・デメリットは?
実際にバレエを習うことによるメリットは多岐に渡り、身体面・精神面・芸術や音楽などの感性にも効果があると言われています。
- 身体面
- 体幹や筋肉が鍛えられ、綺麗な姿勢を保てる
- 関節の可動域が広がり体が柔らかくなる
- 体力・持続力が身に着く
- 精神面
- 忍耐力や集中力が身に着く
- 舞台で表現する精神力と、経験を重ねることで自信や自己肯定感が高まる
- 感性
- 表現力・想像力が養われる
- 音楽性・リズム感が身に着く
- その他
- 教室の仲間や講師、外部講師、プロのダンサーなどと接することで上下関係・礼儀学べる
- コンクールや舞台鑑賞をする機会が増え、舞台マナーが学べる
- なによりも子どもの成長や上達が目に見えてわかります
バレエを習うことのデメリットは、発表会の親の負担(費用面と送迎や裏方手伝い)が大きいです。
発表会やコンクールがあるとレッスン回数が増えるため、スケジュール調整や親の送迎が必要となります。時間帯が夕食の時間になったりするので生活リズムが乱れることも・・・。
また、よく言われるデメリットとしては、他のジャンルに移行しにくいというのがあります。
バレエは腰を高く維持し、頭の先から爪先まで伸ばしたまま優雅に動かすことが基本となりますが、例えばヒップホップは重心を下に落としてステップも素早く細かく刻む動きが求められます。
そのためバレエを長年続けると他のジャンルへのチャレンジが難しくなると言われています。
ですが、ジャズやコンテンポラリーはバレエが元になっていたり、フラも基本姿勢や重心移動の技術はバレエに通じるところがあり、バレエでの技術を身に付けていたことがプラスになるジャンルもあります。
バレエの費用はどれくらい?月謝の他に何か必要?
バレエの月謝は教室によって大きく異なりますが、一般的な費用感としては英会話教室と同じくらいになるかと思います。
幼児クラスは5,000円前後の教室もありますが、小学生になると下の表くらいになることが多いです。
体験費用 | 1,000円〜3,000円 |
入会金 | 5,000円〜10,000円 ※体験当日の入会で体験費用を引いてくれる教室もあります |
月謝 | 週1回:7,000円〜10,000円 週2回:10,000円〜15,000円 |
1コマの時間は45分〜90分で、「まずは週1から始めましょう」と薦める教室が多いです。
ですが、小学2年生くらいになると週2~3回はレッスンを受けるように薦められます。
これは家での練習には限界があるのと、教室で講師の元で見てもらいながらレッスンを受ける方が体の柔軟性や使い方、バレエの技術を本人に合わせて伸ばすことができるからです。
他の習い事や費用面、送迎などの問題で週1回で続けている子もいますが、やはり上達スピードは全然違います。私自身も週1回のレッスンと自宅練習では全然上達ができないと感じたので、週2回に増やしています。
月謝の支払い方法ですが、前月末までに翌月分を講師に手渡しまたは口座振替をする教室が多いと思います。
うちの周りは長年続いている教室が多いので、クレジットカードや〇〇Payに対応してくれる教室は今のところ無いですね。
次に、月謝以外に必要な物の費用感について解説します。
必須のレッスン用品 ※教室から指定される場合があります | レオタード:3,000円〜8,000円 タイツ:1,200円〜4,000円 バレエシューズ:1,100円〜3,000円 ヘア用品(シニヨンネット、ヘアピン):500円 |
あると良い物 | ベージュのパンツ ※タイツからパンツが透けるので気になる方は必要 バレエ用語の本:1,000円 ※教室から指定される場合があります ヨガマット、ヨガブロック ※家でストレッチなどをするときに使用します レッグウォーマー、ニット ※寒い時にレオタードの上から着ます |
すでに持っている物でレッスンに使うもの | レッスンバッグ、タオル、水筒、テニスボール |
上達すると必要になるもの | セラバンド:1,500円~3,000円 ウエストベルト:800円~1,000円他 |
ネットショップだとバレエ用品も安く売っているところがあります。
私は普段のレッスンではイーバレリーナさんやバレエ専門店ミニヨンさん、芦屋チャンティさんをよく利用します。
バレエのブランドと言えばCHACOTTOが有名で、教室経由で購入すると割引価格になることもあるので先生に相談してみてください。
発表会の費用、やっぱりお高い?
発表会の費用は間違いなく高いです。
ネットやSNS等で目にしている方もいると思いますが、発表会の費用は本当に高いです。
発表会では「眠れる森の美女」、「白鳥の湖」、「ドン・キホーテ」など、幕ものといわれる1時間~2時間の演目を上演します。
そのため、講師による振り付けレッスンだけではなく、幕ものができる会場、音響、照明、カメラマン、衣装を調達する必要があります。
その幕ものの主要登場人物である「王子様役やヒロインのパートナー役を踊れる男性ダンサー」が教室に在籍していない場合は外部からゲスト招待をして、男性ダンサーがヒロイン役の子に教えて一緒に踊れるように練習をする時間も確保してもらう必要があり、ゲストで来てもらうため有償となります。
バレエの発表会自体は無償で披露するため、参加費として負担する分、発表会の費用が高くなってしまのです。
ですが、教室によっては発表会ではなく「お披露目会」や「おさらい会」として小品集のみを上演するスタイルの教室もあります。
「お披露目会」や「おさらい会」では、1回1万~3万で、衣装代が別だとさらに1万前後かかりますが、発表会に比べると金銭的な負担はかなり抑えられます。
体験の時には発表会がいつ頃あって、費用感はどれくらいかなどを質問してみてください。
では、そんな発表会の費用相場と、娘達の発表会で払った費用、写真など発表会後に追加でかかる費用を解説したいと思います。
項目 | 相場(1人) | 娘達(2人)の発表会で払った費用 |
参加費(振付、レッスン、会場費など) | 7万円〜10万円 | 78,000円×2人分-兄弟割=136,000円 |
衣装代(レンタル) ※役によって異なる | 8,000円~20,000円 | 長女:12,000円 次女:10,000円 |
タイツ、サテンシューズ ※本番用と予備で2つを毎回新品で購入します | タイツ:3,000円×2 サテンシューズ:3,000円×2 | CHACOTTOの教室割引でタイツとサテンシューズ×各4組=21,200円 |
ボディファンデーション ※サイズが合えば毎回買わなくてもいい | 1,000円~5,000円 | 長女:3,860円 次女:3,160円(子どもサイズ) |
オーバーソックス | 1,000円~3,000円 | 1,290円×2=2,580円 |
メイク小物(シニヨンネット、ヘアピン、つけまつげ、口紅、リップブラシ、ファンデ用スポンジ) | 3,000円~5,000円 | つけまつげ1,200円のみ購入 あとは私物です |
写真・DVD | 写真:1枚700円~ ポーズ写真:1枚2,200円~ 集合写真:1枚1,500円~ DVD:1枚11,000円 | 写真データ800円×13枚 ポーズ写真A5×3枚 集合写真A5×2枚 DVD11,000円 合計:31,0000円 |
相場でざっくり計算すると1人10万+写真代くらいになります。
参加費と衣装代はソリストと呼ばれる役になるとさらに上がります。
ソリストは振り付けの難易度が高くなる分レッスン時間も長く、衣装も同じ役でもソリスト1人だけ色やデザインが少し違う物(より華やか)になるケースが多いです。
タイツやシューズは発表会で使った後はレッスンで使用できますし、予備分は使わなければ次回の発表会に回したりメルカリで売ることもできます。
オーバーソックスはシューズやタイツを汚さないために履くもので、教室から指定がなければ踵までカバーできるルームシューズで代用ができます。
当日は衣装を汚さないためにメイクや飲食の時はフェイスタオルを肩にかけたり、バスタオルを利用したり、座るときには下にバスタオルやレジャーシートを敷いたりもします。
まとめ、バレエの魅力
バレエは「歌詞や台詞の無い舞台舞踊」といわれています。
今はスマホで「解説」や「答え」を簡単に得ることができますが、バレエはあえて言葉を使わずに表現されます。
観た人がどう感じるか、どんな風に観えるのか意識し、美しい衣装を身に纏い美しい動きで舞台全体の調和が求められる舞台芸術がバレエです。
普段のレッスンや練習の成果が、発表会という舞台の上で披露されると、それまでの苦労も忘れ、娘や一緒に踊る仲間たちの成長した姿に感動します。
バレエの最大の魅力は、姿勢が良くなるとか体が柔らかくなる等の身体的な恩恵だけではなく、心が豊かに育ち、自分の身体と向き合い練習を重ねる中で自信や向上心を持つようになるなど、ポジティブな影響を与えることにあります。
もし少しでもバレエに興味があれば、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
コメント